井上真行

INOUE MASAYUKI

*

図書館

   

図書館っていいよな、見たかった本が検索機に引っかかる、
大体、地下からエプロン姿の物静かな人が取って来てくれる、俺の前に借りた人は昭和63年だったりする
そこの地下の書庫はどうなってるんだろうとか、あるスーパーでは従業員専用の入り口があったりで
そこには一生はいらぬまま終わる場所がある、例えば一生行かない国だってある
図書館にいると無数の本の中で一生読まない本のことを考える、一個人の限界が見えるのは楽しいもんだ、
その延長線上に家族がいたりするんだろう、こいつらしか俺は守れないけどそれでいいんだと、
こいつらぐらいは一生懸命守ろうだとか、
人間一人の限界を感じるとき、俺の心は穏やかになる、図書館はいい場所だな
最近、面白くなってきた、面白くなってくると田村さんの「頬を薔薇色に輝かせて」の詩をよく思い出す。
鎌倉に撮影に行ってきた、楽しかった。がんばらねえと、な。もっと、釣りのおっさんになりたい

 - 日記

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