井上真行

INOUE MASAYUKI

*

旅と幅

   

遠い国への旅は面白い、めんどくさい、高い金払って
飛行機なんか10時間乗せられて、エコノミー席に丸まって
なんとか寝る、意地でも寝ようと必死で寝て
起きたらよくわからん文字、言語でファーストフード店でさえ困惑。
それが面白い、日常は生きやすいようになんとかかんとか
うまいこと自分の環境を作ってる、人間、適応能力が
とんでもない
何かの状態になると、それをうまくこなす、
なんとかこなしていくのが
とにかくうまい、時々失敗して心の病になったりで、
でも、だいたいの人はその環境を慣らしていく、まあ恋愛にしても
悲しみにくれても、まあなんとか立ち直って、
上手に慣らしていく、均していく。
そこにいらんことを放り込むのが、
めんどくさいことを放り込むのが旅の目的でもある
近くの温泉は、あんまり日常を揺さぶらないから、適度に楽しめる
すぐに均した日常に帰りやすい、日帰り旅行なんて、ね、
ちょっと一泊してみたり、なんてね。
揺らしすぎると恐ろしい、
あまりにも危ない国には行くわけにはいかない、
刺激的に揺らす、いいぐらいに揺らしてみる、
それが旅の醍醐味なのかと思う。
自分の身の丈をちょっとこえて、軽く揺らしてみる、
今まで読まなかった本の領域に行ってみる、幅を拡げにいく
揺らす事が楽しいじゃないか、旅はいいもんだ

 - 日記

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