夏の思い出
ふと死刑囚が描いた絵の展示会の事を思い出した、
なんだか思い出して頭から膿のように離れない、すいません
離れないから念のため備忘録のようなもん、
とにかく洒落てた、死刑囚が描いた絵の展示をする場所が
ポップアートを展示するみたいな風情があって、なんかそればっか気になって、
上品な展示、品のいい受付、
まともに絵を観賞出来なかった、外に出て、何だかグダグダ一人でそこに憤っていた、
一緒に行った方にそれを言ったら、うんうんと納得してくれてたようで、
結果、あったかい思い出になっているのである、そんなアホな事を言う私を
うんうんと聞いてくれる、それだけで素晴らしいなあと思う、
そうかといっておどろおどろしく装飾するのも違う
ただもっと簡素で良かった、簡素に見たかった
ただの雑居ビルに飾られているかのごとく、あんまなんもして欲しくなかった
そんな風に鑑賞したかった、
もしかしたら、なんて事ない民宿の中にさらっと飾るくらいでいいんじゃないかと思う、
受付は、タバコ屋のばあさんとか
より多くの人にみてもらいたいから、まあああいう風になるんかもしれない
より多くの人に見てもらいたい欲、照準を多数派に合わせにいくとは
どういう事なんだろう、一般受けしそうね、誰でも分かるわよね、
そもそもは、変な空間より快適な空間の方が居心地が良かったりする生き物だからしょうがない
誰もが安心して安全で暮らせる街づくり、場所作り
何だか、よく分からないけど、あの展示は違う気がした、
「心」が違う気がした、それだけ
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