昔
20代はじめの頃、お金なかったから、ずっと100円のVHSを
収集するのにはまってた、掘り出し物もやたらあって
悲情城市もアンダーグラウンドも100円均一の中で出会った。
そんな中で、エドワードヤンの恋愛時代という
とりあえずダサいタイトルだけど、その頃アジア映画の日常を切り取った
服もボロく、風景と人間が溶け合うようなかっこつけてなさが呼応して
とにかくアジア映画が好きだった、そんな中でエドワードヤンの恋愛時代と出会って、
群像劇ってすごいやんけ!と思った、えっ、恋愛を描いててその社会まで描けるって
なんちゅうもん観たんや!と映画の豊饒さに心底感心した、それがエドワードヤン監督との出会い。
だいたい、拡がりのないものを見ると、たとえ1時間でも飽きる、
もう、お前らの考えや、人生なんてどうでもいい、どうでもいいからはよ終われと思い始める。
忘れもしない、とうとう神戸六甲道店のTUTAYAでクーリンチェを見つける事になる。
ガジェットも含め、これまた、個人が喋っててもそれが全部社会の一部、背景に全て社会が見えて、
とんでもなく豊かで、観続けても全く飽きる瞬間がこない、傑作だとアホな自分でも分かった。
自分がアホだと自覚してた、シネフィルがおすすめする映画も全然よくわからなかったり、
ちゃんと観ようと思っても、そこまで見えてねえよ!と思ったり、だが、クーリンチェだけは、
こんなアホな自分でもなんとなくは分かった。
そして、とうとう昨日13年ぶりぐらいに観た、感想を述べると全部安っぽくなりそうで、
ちょっと時間がいる、言葉を紡ぐことがなんてくだらないと思えるぐらい、やっぱとんでもない傑作。
ラストシーン、鳥肌立ちすぎて涙も出んかったわ。
まだ、あかんわ、なんもいえん、駆け巡っってる、もう一回観よう。
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